我が家の事件ファイル
Part1では、「キレる」をやめる為、まずはママの環境整備をしました。それだけで、だいぶ「キレる」頻度は減りました。でも、それでも「キレる」がなくなりません。Part2では、実際におこったママが「キレた」事件を再現しながら、我が家の対処法を紹介します。
事件ファイル1「朝のチョコクロ事件」
それはある寒い冬の朝の事。
ベッドからなかなか起きてこない子供。
ZZZ~
必殺ふとんはがし!
一緒にリビング行くよ~
まだ眠いよ~
(ソファでゴロゴロ)
食べたら目が覚めるから!
(食卓の席に座らせる)
食べたくな~い
早く食べないと遅刻しちゃうよ(すでに大きい声)
ぼくチョコクロ(ワッサン)が食べたかった!
ギャャーっ(逆切れ泣き)
(ブチッ)
チョコクロ関係ないじゃん!
早く食べろ!
時間もうないんだよ!
チクタク、チクタク…
この世で唯一の平等なもの。
そう、時間が残酷にも過ぎていく。
ピンポーーーン♪
一緒に登校する友達が玄関にもうご到着です。
申し訳ございませんっっっ(涙)
激おこのまま、遅刻ギリギリでむくれる子供を学校に追い出し、下の子を連れて、自分も出社しようと玄関に行くと、そこにはあってはならないものが、、、
上履き袋_| ̄|○
忘れ物まで、もうやだ。。。
結局、子供たちは遅刻。ごめんよ、まきぞえくった友達。。。
その日の昼、会社で子持ちの同僚とのランチタイム。朝の修羅場の話をしていると、高校生の娘をもつその同僚ママも同じようなやり取りで、毎朝うんざりしてると聞きました。
えーーーっ、こんなの高校生になっても続くの?がく然。。。チョコクロのくだりが、スマフォをいじくってるに変わるだけだとか。
こんな朝から抜け出したい。
ママと息子との戦いの幕開けです!
子供だっていい朝を迎えたいと思ってる
まずは、子供からも気持ちいい朝を過ごすために、どうすればいいのか話し合ってみました。
子供からの意見
・目が覚めてから起き上がれない
・起きたらすぐ顔を洗う
・起きたらベッドやソファに戻らない
(破ったらゲーム禁止)
・怖い言い方を止めてほしい
ママからの意見
・早寝
・朝食は好きな物しか出さない
・怖い言い方は改める(謝)
ちゃんと聞けば、本人も半べそかいて追いたてられる朝は嫌みたいで、自分からできなかった時は、ゲーム禁止と言ってきたのでびっくりしました。本人がいうには、約束をすぐ忘れちゃうから、そんな時は注意してほしいとの要望も。
いろいろ試した結果、毎日がいつもさわやかな朝ではないけど、激おこの日は減っていきました。
ルールの明文化
我が家のさわやか朝タイムを迎える為のルールを明文化し、リビングの黒板に書きだしました。
我が家の10か条
- 朝6:30に起こす
- 朝7:00までに顔を洗って食卓へ(何度も起こさない)
- 朝7:00までに起きてこない時は部屋にいって一緒に食卓へ
- ベッドやソファで二度寝禁止(破ったらゲーム禁止)
- 大声や乱暴な言葉使いは禁止
- 朝食は子供の好きな物しか出さない
- 朝はテレビ禁止、ラジオのみ
- イラッときたら10秒かぞえる
- 夜寝る時に「5分タイム」をする
- 夜8:00就寝
「5分タイム」の導入
「5分タイム」というのは、夜寝る前に、ママが子供に今日素敵だったことなど必ず褒める時間。それと、子供からは今日楽しかった事、もしくは悲しかった事、つからかった事などを聞く時間です。ちゃんと計ってるわけじゃないので、お話がある時はもう少し長くなる時もありますが、とても大切な時間です。
平日なんて、「早くしなさい」しか言ってない気がしませんか?でも、このたった5分だけですが、子供と一対一でお話する時間として約束しているので、学校であった嫌な事なども話してくれるいい機会になっています。
なので、絶対お小言NGです。忙しい平日でも、振り返れば、必ず子供をほめてあげる事がみつかりますし、みつけようとするので、次の日の褒める声がけのきっかけになります。
まとめ
朝、実は、ママも苦手です。特に寒い冬の朝とかつらいですよね。でも、夜が遅い夫も入れて、家族全員が平日そろうのは朝食しかありません。なので、朝にこだわっていて、子供にも朝のスタートダッシュが大事だからと、協力して楽しい朝食にしよう!と声がけしています。